箱出しで、なかなか切れる小出刃包丁。珍しく片刃じゃなくて両刃だけど出刃包丁。 @100均 セリア
小さな魚を捌くには、小さな包丁の方が捌きやすいです。サビキ釣りで釣った魚は小さい魚が多いのでフルーツナイフ(これまた100均ですが)を使っていますが、せっかくなので魚捌き向きという小出刃包丁をセリアで飼ってみました。
製品:
MINI COOK 小型 小出刃包丁
購入情報
- 購入店舗:セリア
- 購入価格:100円(税別)
- 購入時期:2018年10月
製品情報
- 商品名:MINI COOK 小型 小出刃包丁
- 寸法等:全長約23cm、刃渡り約11.3cm、刃高さ約3.5cm。刃厚約1.5mm(実測)。
- 材質等:刃・ステンレス刃物鋼。ハンドル・ポリプロピレン
- 販売元:エコー金属 株式会社
- 生産国:中国
- その他:ハンドルはポリプロピレン製で、耐熱温度は約70度、耐冷温度は約-20度とのことです。
妄想:
小サバ、小イワシ、小アジを捌きたいな~
だいぶ気温も高くなってきて(と思ったら急に寒くなったりもしますが)サビキ月李のシーズンが近づいてきました。サビキ釣りと言うのは、針のたくさん付いた仕掛けを使い、堤防傍などを回遊している小サバや小イワシ、小アジなど(…いや、過去、経験上、「小」というよりは「豆」かも)釣り上げます。
昨年の秋は、小さなアイゴやメジナも釣れました。
で、家に帰って捌くわけですが、魚が小さいため、普通の三徳包丁では大きすぎて捌くのが難しく、結局、フルーツナイフとアウトドア用ナイフで捌いていました。
今年は、100均グッズですが、ちょうどいい感じの小出刃包丁が売っていたので、これで捌きたいと思います。洗って台所の包丁入れに入れておいたら、妻がニギスを捌くのに使っていたようで、使い易いとのことでした。
もう少ししたら気温も上がってサビキ釣りでも魚が釣れるようになると思います。今から楽しみです。
写真:
箱出しで砥がなくてもそこそこ切れる小出刃包丁。両刃でちょっとびっくり
なんだかさわやかな色遣いのパケージ(調理器具というよりは文具っぽい?)
精鋭さを引き立てるというよりは、明るいキッチンをイメージしたパッケージデザインです。そういえば、キッチンって、案外、暗くないですか?我が家では、LEDライトを追加しています。
サビに強いステンレス製
「サビに強いステンレス製」とのことです。裏面の品質表示を見ると、「ステンレス刃物鋼」と書かれているので、ステンレスの中でも固い方のステンレスかもしれません。
ステンレスとは言えど、濡らしたまま放置しておくこ錆びることもありますので、使ったら水分は拭き取るようにしましょう。
STAINLESS STEEL COOKING KNIFE
包丁は、英語で「COOKING KNIFE」と言うそうです。Google翻訳先生は、「Kitchen Knife」の方を推奨していましたが。
三枚おろしなどに最適な魚専用包丁!小型が使いやすい!
刃渡り約11.3cmということでかなり小さく(三徳包丁などは18cm以上あります)取り回しが良いので、小さな魚に対しても力加減や刃先のコントロールがしやすそうです。
パッケージ裏側
パッケージ裏側です。取り扱い説明書になっています。使用上の注意、お手入れ方法などが記載されています。
鯵など小魚の三枚おろしや背日秋、たたき切りなどに適している包丁
「小出刃包丁は、鯵など小魚の三枚おろしや背びらき、たたき切りなどや小細工に適している魚調理専用包丁です。」と書かれていますが、魚以外でも、小ぶりなものを切る時には何かと重宝しそうです。
ちなみに背開きは、干物なんかでよく使われている、内臓側が真ん中に来る、背中から切って開く捌き方です。
使用上の注意・製品の特性上、刃部が鋭利になっています。
使用上の注意を読むと「製品の特性上、刃部が鋭利になっています。」とあります。鋭利になっていないと困りますので、まったくそのとおりですね。
あと、峰(包丁の背中側)が加工場、鋭くなってるとのこと、後で実際に触ってみて、場合によってはヤスリで丸くしようと思います。
お手入れ方法・使用後はしっかり水気をふき取りましょう
ステンレスはサビに強いですが、錆びにくいのであって完璧に錆びないわけではありません。錆びることもありますので、使用後は、しっかりと水気をふき取りましょう。
MADE IN CHINA
ちょっと雑な簡易のステープラー(ホッチキス)をシールで保護
台紙とプラパッケージを固定しているステープラー、締まりが甘いようで少々危険な感じです。でもさすが、ちゃんとシールで保護して怪我をしないようになっています。また、締めが甘いおかげで外しやすそうです。
先ほどの場所だけじゃないので、工作機械の問題かと…後で慌ててシール貼ったんでしょうかね…いやいや、それとも、ステープラーの針が外しにくいという声があって、わざとこの程度にしているのかもしれません。
プラパッケージは予想外の二重構造
ステープラーの針を外して台紙をスライドさせてから包丁を取り出します。
あら、なんと、台紙側にももう1つ、包丁固定用のプラパッケージが入っていました。
握りやすそうなハンドル(柄)の小出刃包丁
触った感じ、調理中に手を切ってしまう程角張ってもいないので、そのままにしておくことにします。ひどくバリとか出ていたらヤスリで丸めようかと思っていました。
ハンドルは立体的(いや、なんでも立体ですが)な形状で、なかなか持ちやすそうです。
手にフィットしそうなデザインですね。小さいと握りづらいので、ハンドルのデザインが良さげなのはうれしいです。
やや鋭利感に欠ける切っ先
出刃包丁ということで、思いっきり尖った切っ先を期待していたのですが、それほどでもありませんでした。まあ、刃の方が先に出ているからいいかな。
出刃包丁という程、刃厚はないけど、フルーツナイフよりは厚い
出刃包丁というと、刃厚が3~5mmぐらいはあるものですが、まあ、100均包丁の中では厚いかな、ぐらいな気がします。
同じくセリアで売っているフルーツナイフ(我が家的には好評なフルーツナイフです)の厚みを比較のために測ってみます。
出刃包丁と言えば片刃ですが、両刃でした
うーむ、我が家発の出刃包丁です。ワクワク。ん?でも、なんでこちら側の刃に傾斜が付いているんだろう???
包丁をひっくり返してみました。反対側の刃にも傾斜が付いています。
我が家で初の片刃包丁になると思ってワクワクしていたので、ちょっとがっくりしました。
刃はベルトサンダー仕上げ?でも、いい感じに切れるよ
刃はベルトサンダーみたいなヤスリ系工具で仕上げてあるだけのように見えます(縞々が入っている)。ただ、包丁のしのぎ筋から刃までと、刃の部分では細かさが違うので、刃の部分は目の細かいもので仕上げてあるように見えます。
紙で試し切りしてみます。ダイソーのフルーツナイフの時に数ミリしか切れなかった紙と同じ紙です。
刃の重さだけでスイっと引いてみると、おお、刃の重さもあるせいか、ス~っときれいに深く切れてくれました。100均刃物箱出し状態としてはなかなかの切れ味だと思います。
所感:
箱出しで、そのまますぐにでも使える小出刃包丁
とりあえず、そのままの状態で、サンマを三枚におろしてみました。しっかり実用範囲です。でも、砥いだらもっと気持ちよく捌けそうです。
なんか、ダイソー製品の方も気になってきていしまいますね…。ネタ的には、よく「ダイソーの包丁を研いでこんなに切れるようになった」なんてのをよく見ますが、購入状態はどんなもんなんでしょうね?フルーツナイフがダメだったので、どうなのかなぁ。
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