ステンレス製ですが、濡れたまま放置するとサビ発生の原因となります。ステンレスと入っても、錆びにくい合金ですので手入れが感じです。また、ちょっと試してみましたが、磁石がくっつく方のステンレス（鉄が多い）ので、ステンレスの中でも錆びやすいほうかもしれません。

セリアとエコー金属のコラボ商品？

販売元が「セリア 株式会社」、発売元が「エコー金属 株式会社」となっています。コラボ商品ってわけではないんでしょうけど、セリア向けにエコー金属が発売しているようです。

エコー金属、100均系の中ではSiSO的にもお気に入りメーカーの１つですが、セリアは岐阜の会社なので、どうせなら関あたりのどこかのメーカーとコラボして欲しいところです。

さやは程よい固さでナイフをカバーしていていい感じ

パッケージからフルーツナイフを出してみました。さや付なのはうれしいですが、刃先がどのような形になっているのかは気になるところです。

さやとハンドルは樹脂製（ポリプロピレン）です。ちょっとバリがあったりして、まあまあな仕上げですが、機能的には問題ありません。

さやを外してみました。さやは程よい抵抗感で抜けてくれましたので、不意に抜けてしまうことは無さそうです。刃先は割と尖っていますので、骨と勝負しなければ魚をさばくこともできるかも。

全長約19cm、刃渡り約9.5cm（実測）

大きさを測ってみました。全長は約19cm、刃渡りは約9.5cmでした。

両刃の包丁。先端は意図的に角取りしている？

刃は両刃になっています。

反対側も刃面の傾斜があります。ステンレスの板、１枚で刃を削りだしているようです。

刃先は刃を作ってから角取りをしたように見えます。ここがとがっていると、魚をさばきやすくていいんですけど…危ないから丸めているんでしょうか？

コピー用紙を丸めて試し切り。ザクっと入りますな…。

トマトとか切ったらわかりやすいんでしょうけど、あれもトマトの状態によってだいぶ変わるので、kピー用紙を筒状に丸めてカットしてみます。

丸めた面に刃を当てて、刃を軽く引きながら向こう側に押し込んでみます。

あれ？予想外に切り込んでくれちゃいました…。結構、切れますね、これ。

そもそも包丁ってのは、微細なノコギリ刃形状になっており、それで食材が切れると言われています。このフルーツナイフに関して言えば、刃を作るために削った部分が、あまり微細ではないノコギリ形状になっていて、それで良く切れるような気がします。

「お、よく切れる切れる！」とか言ってお刺身切ったりすると、お刺身の切った面の艶が出なくてちょっとベタっとした感じになっちゃうかも。

まあ細かいことは置いておき、リンゴを切ってみました。フルーツナイフそのものが小さいので、リンゴを切り分けるときはちょっと力が必要でしたが、皮はスルスルっと剥けてくれました。

所感：
大きさ的にも手ごろなフルーツナイフ

キャンプやバーベキューなど、アウトドアでちょっと使える持ち運びしやすい包丁を、と思って購入しましたが、とてもいい感じです。サヤが付いているので、ほかの調理器具と一緒に収納することもでき、モバイル性も良好です。