箱出し状態の切れ味は今一つかな、ダイソーのサヤ付きフルーツナイフ @100均 セリア
最近、釣りで釣った小魚をさばくことが増えました。子どもから、フルーツナイフぐらいが使いやすいとの話があり、追加購入する話になりまして、お、これは比較のチャンス!と思い、ダイソーとセリアで1本ずつ購入してみました。
製品:
フルーツナイフ
購入情報
- 購入店舗:ダイソー
- 購入価格:100円(税別)
- 購入時期:2018年11月
製品情報
- 商品名:フルーツナイフ
- 寸法等:サイズ/全長約19.5cm、刃の長さ約9.5cm。実測では、カバー付きで全長約20.6cm、カバー無しで約19.9cmでした。
- 材質等:刃・ステンレススチール。柄、鞘・ABS樹脂
- 販売元:株式会社 大創産業
- 生産国:中国
- その他:カバー付きのフルーツナイフなので、釣りにはもちろん、ハイキングやキャンプの包丁としても使い勝手が良いです。
妄想:
子ども達と一緒に小魚をさばくと、包丁とまな板が足りない…そんな時は100均グッズ
今年のゴールデンウイークから家族で釣りを始めたのですが、最近は、魚が元気なのか、小さいサイズですが、メジナやアイゴがたくさん釣れます。子ども達も、魚を自分で釣ってさばいて食べるという一連の流れが興味深いようで、うれしいことに自分でさばいてくれます。
しかし、そんなにたくさん包丁が家にあるわけではないので、買い足すことにしました。
我が家にはもともと、普通サイズの三徳包丁と、セリアで購入したフルーツナイフがあります。小魚をさばく場合、フルーツナイフぐらいのサイズの方が、何かと使いやすいです。
ということで、100均大好きSiSOとしては、「これは、フルーツナイフを2本以上買っていい、ということは、セリアとダイソーのものを購入すれば、切れ味比較とかできて素敵」という思考になってしまうわけです。
セリアのフルーツナイフは我が家でも評判よく、手堅くはセリアですが、結局、ダイソーとセリア、両方のお店に行ってフルーツナイフを購入してきました。
写真:
箱だしの切れ味はイマイチなフルーツナイフ。砥いだらよくなりそう
白い台紙に赤いラインのパッケージ、何気にダイソーのキッチングッズっぽい気がする
パッケージは、白い台紙に赤ラインです。なんとなく、ベーシックグッズっぽい感じがしていいと思います。100均グッズとは言え販売元を統一するのであれば、やはりシリーズ感が大事ですよね。
サヤ付き。全長約19.5cm、刃の長さ約9.5cm
サヤ付きって、ハイキングやキャンプで持ち運ぶときに助かりますよね。もっとサヤ付きのラインナップが増えるとうれしいです…とアウトドアな考えて、普通は要らないものが欲しくなってしまう今日この頃です。
ワールドワイド!日本語以外に、英語、ポルトガル語、スペイン語
さすがのダイソー、ワールドワイドです。日本語以外に、英語、ポルトガル語、そしてスペイン語で商品説明が書かれています。
パッケージ裏側
パッケージ裏側には、手入れ方法、使用上の注意、そして製品情報が書かれています。
使用後は食器用洗剤で洗い、乾燥させてください
ステンレス製でも状態によっては錆びてしまいますので、使用後は食器用洗剤で洗い、水気を拭きとってしっかり乾燥させましょう。スポンジで洗うときは、スポンジを切ってしまわないように注意しましょう。
使用上の注意
使用上の注意には、初めて使用する場合は洗ってね、とか、食器洗浄機・食器乾燥機は使わないでね、などが書かれています。ここも4か国語、さすがダイソーです。
刃はステンレススチール製
刃はステンレススチールで、割り込みなどの他の金属と合わせたものではなさそうです。
MADE IN CHINA、中国製
「MADE IN CHINA」ということで「中国製」です。ここは3か国語です。
パッケージから取り出してみたよ
パッケージから出してみました。切れ味とかどうかな~とか、ドキドキします。
サヤ(カバー)はほどほどの固定感でスルっと外れることは無さそう
サヤはフルーツナイフに対してほどよい抵抗感を生み出すためか、或いはフルーツナイフが乾燥しやすいようにという配慮のためか、側面に穴が開いています。
セリアのフルーツナイフと比べるとかなり緩い感じはしますが、自重でスポっと行くようなことはありません。
普通の包丁と違ってアゴが無くてキックがある
サヤからフルーツナイフを抜いてみました。ん?なんとなく包丁と違う感じがします。なんだろう?
よく見てみたら、アゴがありません。普通の包丁は、持ち手側の刃は、角ギリギリまで刃になっていますが、このフルーツナイフはナイフのように、最後のところは板状にっています。これがあると、ちょっと砥ぎにくかったりします。
柄は持ちやすそうです。表面は少しザラっとしているので、すべりにくそうです。
刃の仕上げはグラインダー(ベルトサンダーとか)一発かな
100均で売っている刃物は全部そうかもしれませんが、刃をよく見ると縞々が付いているので、恐らく、ベルトサンダーなどの金属を削る機械で仕上げており、その後、砥いだりはしていないように見えます。もしかしたら、超目の細かいヤスリなどで仕上げているかもしれません。
ただ、同じように砥いでいなくても、製造元によって切れ味はだいぶ違ったりします。
サイズを実測。サヤ付きで全長約20.6cm、サヤ無しで約19.9cm
一応、サイズを測ってみました。サヤ付きで全長約20.6cm、サヤ無しで約19.9cmでした。
箱だしの切れ味は今一つ。セリアのフルーツナイフの方がよく切れる
危ないので真似してはいけませんが、どうもあまり切れそうな感じがしません。
ほぼフルーツナイフ自身の重みで、スイ~っと手前にフルーツナイフ引いたところです。数ミリ切れただけでした。
ちょうど、セリアのフルーツナイフも新品を追加購入したばかりだったので、同じように試し切りをしてみました。
どちらもまったく砥いでいない状態なので、いわゆる箱だし状態です。恐らく、砥いだらどちらも同じぐらい切れるようになると思いますが、買ってきてすぐに使いたいのであれば、セリアの方がオススメです。
所感:
もうちょっと初期状態をがんばってほしい、ダイソーのフルーツナイフ
フルーツナイフと言っても、ほぼほぼ包丁なので、やっぱり刃は全体に付いている方が扱いやすいと思いますし、砥ぎやすさも違うかと思います。また、初期状態での切れ味もセリアの方がよく切れますので、セリアの方がオススメかな~と思います。
100均の刃物は研いでから使うもんだと認識しています
フルーツナイフも#1000と#5000のセラミック砥石で研ぐと十分使い物になります