訳あって手縫いで厚手の布を縫う方法について色々研究しているところなのですが（「研究」って書くとかっこいい！）、手作業でミシンみたいに縫う道具があるようです（数千円ぐらい）。まずはそれの研究第一歩ということで、ミシン針を買ってみました。

製品：
家庭用ミシン針 #14 HA×1（中厚地用） ６本入

購入情報

• 購入店舗：ダイソー
• 購入価格：100円（税別）
• 購入時期：2017年04月

製品情報

• 商品名：家庭用ミシン針 #14 HA×1（中厚地用） ６本入
• 寸法等：#14
• 材質等：針・スチール製ニッケルメッキ仕上げ。ケース・ポリエチレン
• 販売元：株式会社 大創産業
• 生産国：中国
• その他：中厚地用ということで、ちょっと太めのミシン針です。

妄想：
ハンドミシン的な何かを適当な道具で作ってみたいな

ちょっとバッグの内部を縫いたいところがありまして、縫う方法をいろいろと調査中です。場所的にミシンが使えず、かなり厚みもあって普通に針で糸を通すのは難しそうな場所です。

いやまあ考えてみれば、厚みがあってそもそも家庭用のミシンじゃ刃が立たないかもしれません。

で、調べてみたところ、厚手の布や皮革を縫う場合、スピーディーステッチャーやイージーステッチャーと言う、手縫いでミシンのように上下から糸を絡めて縫う道具があるようです。

値段を調べてみると、２～３千円ぐらいなので、よく使うのであれば購入してもいい金額ですが、一発使うだけならちょっと高いかな～、ということで、手持ちの道具で自作できないか模索中です。

写真：
ダイソーで売っている一番太いミシン針は#14かな？

花があしらわれたかわいいデザインのパッケージ

なんか、全体がピンクのチェック柄で、上の方にはハンドクラフトの花っぽいイラストが描かれており、その葉っぱ？部分にミシン針が刺さっているという、よくわからないデザインになっています。

ミシン針の「HA × 1」って何の意味？

「#14」はミシン針の太さとして、「HA × 1」って何の意味かと思って調べてみたところ、「家庭用ミシン針」と理解してよさそうです。厳密には「家庭用、Ａ型の１号…」みたいな意味があるようです。

なぜかスペイン語でも書かれている商品説明

この商品だと、日本語、中国語、英語、スペイン語で表記されています。たまにほかの言語で書かれている消費もあり、どういう理由で選定しているか興味深いです。

パッケージ裏側

パッケージ裏側の写真です。特長、使用上の注意などが書かれています。

このシリーズのミシン針の太さは、#11と#14かな？

ミシンを使ったことはないのですが、この表を見ると、ミシン針の太さは数字が大きくなるほど太く、糸の太さは数字が小さくなるほど太いようです。不思議。

ご使用上の注意

針は刺さって危険なので、取り扱いには注意が必要ですよね。また、知らないうちに子供が遊んでしまわないよう、保管方法も気を付ける必要があります。

MADE IN CHINA、中国製

中国製です。

ミシン針ケースは台紙にテープで固定

袋から中身を取り出してみたら、ミシン針のケースはテープで台紙に固定されていました。

ミシン針って本当に先っちょに穴が開いている！

ミシン針を購入してマジマジっと見るのは初めてですが、針の先っちょに穴が開いています。よく見ると、結構、複雑な形状をしています。単に穴が開いているだけじゃないんですね～。

よく見ると、シャフト部分に「90/14」という刻印が入っています。「14」はこのミシン針の太さの「#14」という意味なんでしょうね。「90」は何だろう？

穴の周りが少しえぐった形になっています。きっと、このえぐりがあることで、糸を穴に通したまま、スムーズに布に刺さっていくんでしょうね。美しいです。

シャフト側は一面が平らになっています。恐らく、ミシンの差し込まれる側もこの形状になっていて、向きを間違えないようにするものだと思われます。

穴とシャフト平面の向き関係はこうなっています。

ミシン針のシャフトの太さは2mm

というわけで、例によってあちこちサイズを測ってみました。まずは針の部分です。こちらは0.9mmです。

続いてシャフト部分です。2.0mmです。ここは平らになっていない部分だけで測定しています。

最後に長さです。39.1mmでした。ノギスで針の先端を押さえてしまうと、針が傷みそうなので、目測でノギスを開いて測定しています。そのため、若干、狂いがあるかも。

所感：
ミシン針ってよく見ると興味深い形状

今まで縫製といえば、手縫いでボタンを付けたり雑巾作ったりするぐらいだったので、ミシン針を購入することはありませんでした。

実際に購入して手に取ってみると、単に穴が開いているだけでなく、糸を逃がす部分があったりしてなかなか精巧なもののようです。購入費用は108円ですが、そのわりにいろいろと勉強できました。