切断面が平らなプラスチック用ニッパー(100mm) @100均 セリア
ニッパーという、ワイヤーやプラモデル工作で部品を切り離すために使う道具があります。セリアで、100均ショップとしては珍しくプラスチック用ニッパーが売っていたので購入してみました。
製品:
プラスチックニッパー 100mm
購入情報
- 購入店舗:セリア
- 購入価格:100円(税別)
- 購入時期:2018年02月
製品情報
- 商品名:プラスチックニッパー
- 寸法等:長さ約10cm、幅約9.5cm。
- 材質等:本体・工具鋼。ハンドル・ポリエチレン樹脂皮膜。
- 販売元:エコー商事株式会社
- 生産国:中国
- その他:ハンドルのポリエチレン樹脂皮膜は耐熱温度約70度、耐冷温度約-30度とのことです。
妄想:
子どもがプラモをよく作るようになって、プラスチック用ニッパーが足りなくなってしまって…。
最近、子どもたちがプラモデルを買ってきて、よく、戦艦とか作るようになりました。器用に細かな部品も小さな指やピンセットを駆使して作っているのですが、我が家には、プラスチック用のニッパーが1つしかありません(タミヤ製)。
で、子ども2人が同時に作っている時もあって、もう1本、とりあえず使えるプラスチック用ニッパーがあるといいな、と思っていたら、セリアで見つけました。
写真:
100均だけど、期待通りにプラスチックが切れるニッパー
ブラック&ホワイトのツートンカラーのパッケージ(台紙)デザインがシンプルでクール
台紙というか、タグのようなものに樹脂部品でニッパーが固定されています。台紙のカラーはブラック&ホワイトでシンプルにまとめており、ちょっとクールな文具のようなデザインになっています。
プラスチック ゲートの切断やバリ取りに最適
プラモデルの部品は、ランナーと呼ばれるフレームに部品がくっついた状態になっており、それを切り離して組み立てます。フレームと部品をつないでいる部分をゲートと言います。後ほど拡大写真を掲載しますが、このニッパーは、刃の裏側(どっちが裏側だろう?)が平面になっており、切跡を最小にすることができるようになっています。
包丁でいえば、普通のニッパーが両刃、プラスチック用は片刃という感じでしょうか。
パッケージ裏側
パッケージ裏側です。ニッパーを台紙に固定しているパーツがデデーンと見えます。
台紙には、警告、使用上の注意、品質表示などが書かれています。
非絶縁工具なので、通電した状態での使用をしないこと
「警告」として、「非絶縁工具です。通電しないことを確認の上、使用してください。」と書かれています。電気が通っている状態を考慮した工具ではないので、電気が通っていない状態であることを確認した上で使用するようにしてください、という意味と思われます。まあ、プラモデルを作っているだけであれば、そんなことは無いですが。
使用上の注意
「本製品は模型等の組立や、銅線等線材の切断に使用する為の道具です。」とのことです。もしかしたら、スチールワイヤーやステンレスワイヤーを切ると、刃が欠けてしまうかもしれませんので、柔らかい素材に対しての使用を前提とした方がよさそうです。
サイズは、全長約10cm、幅約9.5cm
中国製
ニッパーは台紙にプラスチックパーツで固定されているよ
ニッパー本体は、台紙にプラスチックパーツで固定されています。このプラスチックパーツを切るのに、「プラスチック用ニッパーが欲しい」とちょっと思いましたが、パーツのカバーっぽい部分を引っ張ったら、抜けて外れてくれました。
刃の底面がへこんでいないニッパー
というわけで、プラスチックニッパー本体の紹介です。まずは表側です。
表側見ると普通のニッパーと変わりませんが、ひっくり返すと、刃が合わさる部分が平らになっています。
後で、普通のニッパーとの比較写真も掲載します。
バネ機構がちょっと変わっていて、板バネが2枚、それぞれ左右のハンドルから伸びていて、それらがかみ合わさってバネになるようになっています。
普通のニッパーとプラスチック用ニッパーの違い
この写真は、普通のニッパーです。我が家でもう何年使っているんだろう?年季が入っています。刃が合わさる部分が、V字型にへこみができているのがわかります。
これでプラモデルのランナーをカットするとこのように、山形になります。
同じものを、今回購入したプラスチック用ニッパーで切断してみます。
所感:
プラモデル用にはもうちょっと薄いともっといいかな
プラモデル初心者の子ども達が使うには十分ですが、もう少し、本体が薄いと、もっと細かいところにも入っていいかな、と思います。
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