ダイソー釣りグッズ、ロケット天秤、名前からしてジェット天秤より飛ぶ?ってことはないと思うけど。 @100均 ダイソー
ダイソーに行くと、ちょっと小さめのコーナーですが、釣り道具が売っています。割安なもの、割高なもの、値段相応の物、色々あって楽しいですよね、今日は、ちょい投げ釣り用に「ジェット天秤」ならぬ「ロケット天秤」を購入してみました。
製品:
投げ釣り用 ロケット天秤 10号
購入情報
- 購入店舗:ダイソー
- 購入価格:100円(税別)
- 購入時期:2018年11月
製品情報
- 商品名:投げ釣り用 ロケット天秤
- 寸法等:全長約37cm。10号(37.5g)。実測では36.8g。
- 材質等:キャップ・ポリエチレン。おもり・鉛。天秤・ステンレス
- 販売元:株式会社 大創産業
- 生産国:中国
- その他:商品名は「ロケット天秤」ですが、いわゆる「ジェット天秤」です。
妄想:
ちょい投げ釣りで、キスとか釣りたいな~
釣りの時にジェット天秤として使いたかったので購入しました(ダイソーの商品名は「ロケット天秤」ですが、このタイプの天秤は一般的に「ジェット天秤」と呼ばれていますので、あえて商品名を書く時以外の説明では、「ジェット天秤」で統一します。
ジェット天秤というのは、おもりと天秤、それに羽(というかヒレ)で構成されています。ぶらんと垂らすと一直線になるのですが、いざ、釣り竿を振って投げると、おもりが仕掛けの付いたステンレス針金を押してライン(ミチイト)から仕掛けを離してくれて絡みを防いでくれます(後ほど、商品説明の図で説明します)。
また、回収に時に素早くリールを巻くと、羽にかかる水抵抗によって浮き上がってくれます。釣り場というのは、手前に岩、海藻、牡蠣などの障害物が多くて、回収時に根がかり(仕掛けや針が障害物に引っかかってしまうこと)することが多々あります。
ジェット天秤を使い、根がかかりしやすい場所での巻取り速度を上げてやれば、ジェット天秤が浮き上がり、仕掛けも浮き上がって根掛かりせず回収できるということになります(まあ、SiSOにとっては見切りが難しく、なかなかですが…)。
写真:
「ジェット天秤」じゃないよ、「ロケット天秤」だよ
ウォーターっぽいデザインのパッケージが釣りっぽくていいね!
パッケージ上部はダークブルーとオレンジが基本カラーですが、商品が入っている部分のサイドはアクアな感じです。でも、ダイソー・釣り具シリーズでよく使われている泡が昇っていくデザインとな少し異なるようです。
「ザ・釣り」ではなく「フィッシングギア」。商品名は6か国語?
「フィッシングギア」と書かれていて、他のダイソーの釣りグッズより本格的な感じがします。それより驚きなのが、各国語で書かれた商品名の数です。日本語を入れて6か国語あります。
ダイソー製品の中では最大数なのではないでしょうか。
抜群の浮き上がり! Outstanding rising !
「抜群の浮き上がり!」とだけ書いてあると、ウキのようにプカプカ浮くのかと勘違いしそうですが、浮き上がるのは回収時であって、釣り竿でドボンと投げ込んだら沈んでいきます。
パッケージ裏側写真
パッケージの裏側写真です。製品情報、製品の動作原理、使用上の注意などが書かれています。
MADE IN CHINA
飛ばすときは天秤、引く時はまっすぐになる
ステンレス針金が真ん中あたりでリング形状で結合されており、飛ばすときはオモリ部分がジョイント先端に来て先端側ステンレス針金の折れ曲がり具合を制限します。これによりミチイトから針が付いた仕掛けが離れ、空中で絡みにくくなります。
水中では、釣り竿で引っ張らっれるためまっすぐになり、根がかかりしづらくなります。また、リールを早く巻くとヒレ形状のおかげで浮かび上がってきます。
ここがポイント!ちから糸
リール巻いてある釣り糸を道糸とか幹糸とかラインとよびますが、太いと仕掛けの飛びが悪くなったりします。しかし細いと重たいおもりのついた仕掛けを投げるときに切れてしまいます。
そこで、「ちから糸」というものを使います。釣り竿を振って仕掛けが釣り竿から離れる瞬間付近にミチイトに最大の力がかかりますので、その時にリールに巻かれて摩擦力で支えている部分までが太ければ、ミチイトはおもりの負荷に耐えれることになります。
そんなわけで、図では1mぐらいのイメージですが、実際には10m程度、ちから糸を巻くことになります(…であっているかな)。
ちから糸には、先端12号~手元4号のように、テーパー状になったものを使うのが一般的です。SiSOの場合は、リールに3号ライン、先端に10mほど4号ラインを結び付けています。
キャスティングの際には周囲の安全を確かめましょう
「ご使用上の注意!」にも書かれていますが、キャスティング(投げる)時には、周囲に人がいないか、障害物がないかなど注意しましょう。おもりや針が人に当たったら怪我につながります。
パッケージから出してみました
固定式の天秤と違い、折り曲げることができますので、コンパクトになります。
サルカン(より戻し)付き。スナップは無し
サルカンが付いています。サルカンは「よりもどし」と言って、ねじれる方向に自由に回転できるようになっており、天秤の回転やそのほかの要因による糸よれを防止します。
なんだかワクワクしちゃう形状ですね~。灰色の金属部分がおもりです。
重さを実測。36.8g。あとステンレス針金の太さを測ってみたり
「おもり10号」といえば、37.5gになります。一応、測定してみたところ、36.8gでした。
ついでにステンレスワイヤの太さも測ってみたところ、こちらは約1.2mmでした。天秤を自作するときの参考にしようと思います。
所感:
とりあえず壊れず使えています、がまだ良い釣果は無し
とりあえずちゃんと機能しているように見えます。自分の目ではちゃんと展開して飛んでいるかまでは見えていませんが、仕掛けはほとんど絡まないのでしっかり仕事をしてくれているのでしょう。
釣果は、今のところ6cmぐらいの極小カサゴだけです。あまりにも小さいのでリリースしました。
※2019/04/05追記
ちなみに気になるラインナップですが、近所のダイソーでは、10号、15号、20号、25号が販売されているのを確認しています。
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